2010年05月16日

近藤房之助&The D-Tools

2010.5.14 心斎橋JANUS

近藤房之助/Vo&G
原たけし/B
小山英樹/Key
滑川栄/Dr
梅津和時/Sax


何だか勢いで取ってしまった、私史上初のブルースのLIVEでした。

すみませんが、曲名はいっさいわかりません。
ので、レポなんてもんじゃないです。


このJANUSというハコも、まだ先月できたばっかりのところ。
当然、私は行くの初めて。
行ってみたら、まるまる新しいビルの5階だった。
でも、5階以外はなーんにもなかった。
何かテナントが入る予定はあるんだろうか・・・?

中に入ってみると、結構広々。
テーブル席がいくつか置いてあって、みんな席についてゆったり観る感じ。呑みながら。
私はひとりで、着いたのがスタートギリギリだった。
ホールスタッフらしき女性が、空いている席を教えてくれた。
ほとんどのテーブルはすでに先客がいて、相席でないところはイスが2つだけ置かれている左端のハイテーブルのところだけだった。
そこに席を確保。


私がよく行くライブハウスとは違って、ステージのあるオオバコのバーといった感じ。
オトナな空間(私もいい加減オトナですけども)。
1ドリンク制なのでカクテルなんぞ注文。
ゆとりあるフリ(笑)。
実はおろおろ。挙動不審。

ここは、LIVEをやりながらも、呑む方もしっかり楽しんで下さいね的な感じ。
おつまみも結構押している。テーブルがたくさんあるからね。
使ってなかったけど、ソファーもあった。


客電が落ちて、房之助さん以外がまず登場。

なぜかSaxの梅津さん、松葉杖ついて登場。
後の房之助さんのMCによると、草野球やってて骨折したらしい・・・(苦笑)。

房之助さん登場。
ますますアメリカのド田舎のおじさん的な感じになってきた(笑)。

房之助さんを知ったのは、もうかれこれ20年ちょっと前になる。
『Royal Straight Soul』というシリーズのアルバムだったかな?
その後、まだB'zさんの人気が出はじめた頃、稲葉さんとの対談で初めて顔も知った。
で、実はまだデビューしたばっかりの頃(デビュー前だったかも?)に、房之助さんのLIVEで稲葉さんがコーラスで参加したことがあると知って、そのアルバムを聴いた。
ブルースはわからないなりに、カッコイイなぁ〜と思ったもんだ。
その後、房之助さんは坪倉唯子ちゃんなどとB.B.クイーンズという名で、ちびまる子ちゃんの曲として大ヒットした『おどるポンポコリン』で“インチキおじさん”として有名に。
さらに、宇徳敬子さんと『Good-bye Morning』という曲を歌ったのも大ヒット。

その後は私もあんまり知らなかったんだけど、きっと本来のブルースLIVEをあちこちでやってるんだろうな、いつか生で聴いてみたいな、と思っていた。
それ以来の念願だったわけです。


房之助さんが持ってるギター、あれなんだったんだろう?見たことないギターだった。
自由にフェイクして歌いながら、自由にギターを弾いている感じ。
いや、それどころか、ほとんど即興??っていう感じすらする。

もちろん、カヴァーだったりするので、基本的な構成、基本的なコード進行ってのはあるんだろうけど、誰がどこでソロをやるとかは、その時の気分次第なのか?っていう雰囲気。
房之助さんに指さされた人がソロやる、みたいな。
で、ソロ部分や曲終了のタイミングも房之助さんが合図出したら終わり、みたいな。
スリリングでもあり、でもすごく自由。

房之助さんの声って、全身からみなぎるという表現がピッタリくる感じ。
表現は変だけど「歌ってる」というよりは「どうしても歌ってしまう」みたいな。

それに、私は房之助さんを“歌うたい”として見ていたんだけど、ギターがすごい!!メチャクチャかっこいい!!
これは私にとって新たな発見だった。

そしてさらに気づいたのが、房之助さんがソロでやっている手法をトライセラの和田君もよくやっているということ。
和田君のギターは、ブルースからかなり影響を受けているんだな・・・ということも新しい発見。

そうそう、Saxの梅津さんは、パイプイスに座って演奏してました。
ソロのSaxプレイヤーって、生で観るのは初めてだったんだけど、すごいカッコよかった。メロディパートももちろんあるんだけど、バッキングでリズムも表現する。
Saxってすごいな〜。すごく魅力的な楽器だと思った。

ステージ上の平均年齢って、たぶん50代。それも半ばくらいか?
私がこれまで行ったLIVEの中で、間違いなく一番平均年齢が高い(笑)。

房之助さんは、いつからかわからないけど自転車が趣味らしい。
最近もレースに出たらしく、残念ながら途中でリタイヤ。
顔が黒いのは日焼けのせいで、「決して(飲みすぎによる)内蔵疾患じゃありませんので(笑)」って言っていた。
最近、自転車にハマるオッサンが多いね。


LIVEは途中で休憩あり。
私も何となく2杯目のカクテルを注文してしまった・・・。


房之助さんはしゃべるのが苦手で、ついサクサクとセットリストをこなしてしまうので、「楽屋でしゃべってるようなことをしゃべればいいんだよ」と言われ、なぜかキーボードの英樹さんのことをしゃべり出した。

英樹さんには、もう10年ほども恋こがれている人がいるらしい。
その人との恋を成就させようと考えた房之助さんは、彼女も自転車をやるので、誘って、先回りして、変装して彼女を驚かせて、そこに英樹さんが登場して彼女を助ける・・・みたいなことを計画しようかと考えているという話をしてくれた。

なんかいいなー。いい大人のこういう話。
手法はまんま吉本新喜劇ですが(笑)。


お客さんの中には、もう何度も房之助さんのLIVEに来ている風な人も数人いた。
ビックリしたのは、親子連れと思われる3人組がいたこと!!
子供、たぶん小学4年生くらい!!
ブルースは子供には相当退屈でしょうよ・・・と思ったら、ちゃんと聴いていて、ノリのいい曲では親子ともども立ち上がってノリノリだった。
明らかに私よりブルースをわかってる(笑)。すごい子供だ・・・。

本編終わりでは、弦を切りながらのアツい演奏。


アンコールでは、ずっとステージに置いてあったもう1本のギターを。
ずっと気になっていたあのギター、あれはドブロ?

ドブロギターとは、トライセラファンの皆さんには『The 7th Voyage of Triceratops』収録の『BIG BAG BLUES』で和田君が弾いているスチールギターと言えばわかるかと(アルバムでは弾いてないみたいだけど、TOURで使ったみたい)。
これです。

でも、家に帰ってよく調べてみたら、ボディに金属の反響板が貼ってあるああいうギターは正式にはリゾネーターギターと言って、その代表的なのがドブロというメーカーのギターだったので、リゾネーターギターの総称としてドブロと言うようにもなったとか。
今ではそのドブロ社は吸収されて、ギブソン社の支配下にあるとか。

で、房之助さんが弾いていたのは、どうも見たところドブロ社のモデルではなさそうな気がする。

まあ、それはいいとして、このスチールギターもカッコよかったわけです。英樹さんのキーボードとふたりで演奏。

ラストは再び全員で演奏。
最後は房之助さんだけちょっと先にステージを後にして、ギターと歌なしでちょっと演奏して、梅津さんが最後合図を出して終了。



普段は踊ったりするような曲をメインでやるような、構成もしっかり決まっているようなLIVEばっかり行ってるけど、こういうLIVEも行ってみるもんだなぁ。
いいもん見せてもらいました。
これぞ音楽のあるべき姿なのかも知れない。
心の赴くままに演奏する。
本格的なゴスペルの先生のレッスンを受けた時もそうだった。
どこで次のメロディのブロックに行くのかは、指揮者次第。あれもむずかしかったけど楽しかった。


その時の溢れる思いをそのままに。
本当に何度も鳥肌が立つようなLIVEだった。
posted by ちーこ at 20:58| 大阪 ☀| Comment(1) | LIVE REPORT | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
近藤房之助&The D-Tools: ハズムコドウ weight http://clubmakersguild.com/pillslim/
Posted by weight at 2013年07月25日 06:42
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。